例年、この時期になると家内は“紅葉狩り”探訪に夢中だ。
特にこのコロナ禍自粛生活解除で他県への移動がフリーになったばかり、
GO TO トラベルの計画に夢中になっている。そして、体のいい運転手替わり、
彼女に言われるがまま旅行地へと向かう・・事になる。
今年の10月7日〜9日は長野県の“白馬”、最近は山登りがきつい、全て
ケーブルカーでの走行、“山登りなし”の言葉を信じ、しぶしぶ従った。
環八、圏央道、中央道、関越道、東北道、毎年走っているが、何せこの年齢だ、
免許証返納も近いと自問自答している中、家内も同じ気持ちらしく運転中は
懸命にサポートしてくれるのだが・・とにかく無事故を心掛け途中休憩を
多く取りながら目的地へと向かった。一日目はホテルに直行、運転の疲れを
癒し、明日の目的地は栂池自然公園、標高約1900mの日本有数の高層湿原だ
翌朝早くケーブルカーで山頂にむかう・・・その日は温泉につかり、
ホテルの料理を楽しみながら至福の一杯が楽しみ、温泉の無い旅行は付き合わない
ことにしている。
到着した“白馬村”ホテルにチェックインするまでの小一時間、周辺を探索
したが紅葉の気配もない・・一寸早かったかなと心配になるが
翌朝ホテルを7時に出発、ロープウエー乗り場はウイークデーにも関わらず
既に多くの人(観光客)が並んでいた。標高1700メートルあたりまで一気に登っていく、
山頂に近ずくにつれ秋の気配が一気に深まり、
見事な紅葉が目の前に広がって遠くに連なる連山と眼下に広がる町の景色とが
パノラマのように・・・ロープウエーから見る景色でもう十分・・
やはり来たかいがあったと納得する。やがて“栂池自然駅”に到着、
待合室で準備を整え、ここから散策コースを約一時間かけて秋の紅葉を楽しむのだが、
山登り無といっても目的地までまだ200メートルほど登らなければならない。
湿原の中に木道が続く公園内はほぼ平坦ではあるのだが
そこへ行き着くまでが結構きつい・・・この紅葉の季節、
目をを楽しませながらの散策は疲れを忘れさせてくれる。
体力、気力、いつまで続くのだろうか・・つい考えてしまう。
さー早めに帰還、今晩は自宅でゆっくりと・・・