あっという間に過ぎ去ってゆくこの頃の風景、歳を重ねるごとに早く感じる。
先月は例年の如く“紅葉狩り”電車、列車の混雑が煩わしく、今年は近場でと
車で出かけた。長野県“白馬”そして10月20〜21日今度は“日光”だ、
コロナ禍での秋の行楽地、さぞかしと思ったが、あに図らんや奥日光はかなり
の人出で、特に小中高の修学旅行と方向が重なり、ゆく先々で往生した。
途中日光でリメークした“東照宮”を1度見ておこうと立ち寄ったが、しかし
ここが特に混雑が激しい、リメークした様子は昔の荘厳な印象が失せ、何か
ケバケバしい、白い漆喰がベースになっていて私の記憶にどうにも馴染まない。
歴史を感じさせてくれた昔のままのほうが良かったかな・・・
栃木県は昭和62年から3年間勤務した懐かしい土地だ。
車で走った“宇都宮-日光線”、入、出する “今市”では名物の“溜まり漬け”を土産にと大概立ち寄ったものだ。通りすがりの町並みは余り変わっていなかったが、只し、斜め向かいに立ちはだかっていた老舗が、競争相手の老舗の駐車場に、これも時代の流れか・・・栃木在勤中の基点は“宇都宮市”であった。結婚後、初めての単身赴任、家には
下は未だ小学生と中学生の娘が二人、会社の人事は無慈悲である。しかし、週末には車で横浜に戻れる・・・ま〜ま〜の距離であったし、若さもあった。そんな訳で、かっては
何度も通った路、今回の旅の運転も余り気にならない。
昼食には久しぶりに“佐野ラーメン”・・・こうして気軽に店に立ち寄れるのも車の魅力だ。中禅寺湖を経て湖畔の紅葉を楽しみ乍ら今日の宿泊先中瑚へと向かう
